2019/03/12【三山春秋】午前0時すぎ。会社帰りに、なじみ…
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 ▼午前0時すぎ。会社帰りに、なじみのコンビニに向かう。レジにはいつもの店員さん。深夜の飲食は良くないと思いつつ、1日の労働の“ご褒美”を買い求めるのが、ささやかな楽しみだ

 ▼若者からお年寄りまで、社会に欠かせないインフラとして存在感を増すコンビニ。便利さの裏側には、支える人たちの力がある。いつもの店員さんにも休日は必要だ

 ▼当たり前になった24時間営業だが、人手不足に苦しむ加盟店からの要請もあり、業界最大手のセブン―イレブンが見直しに向けた実験を行うことになった。多様な品ぞろえとサービスで都市部から郊外まで広がったが、大きな転換点に立っている

 ▼不夜城となる繁華街はともかく、夜間の需要が限られる地域は一律のルールを適用しなくてもという気がする。売り上げの減少、物流面の調整など課題はあるが、継続的な営業に向けて議論を避けて通れない問題だろう

 ▼流通だけでなく外食、宿泊など、長時間のサービスが行われている職種で人手不足は深刻化している。人材確保に苦労する半面、眠らなくなった街で利便性を求める流れは根強い

 ▼健康へのニーズも昼夜問わなくなっているのか、24時間営業のフィットネスジムが県内で増えている。働き方改革が叫ばれる中、ビジネスチャンスとのバランスをどう取っていくか。悩みどころだ。

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