2019/04/18【三山春秋】謎の多い宇宙だが、とりわけ宇宙人…
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 ▼謎の多い宇宙だが、とりわけ宇宙人とブラックホールの質問は多いという。県立ぐんま天文台(高山村)の観測普及研究員、大林均さん(46)が教えてくれた。そのブラックホールの撮影に初めて成功した。世界中が驚くのも無理はない

 ▼画像を公表したのは日本人を含む200人以上の研究者が参加した国際チーム。地球上の八つの電波望遠鏡を結合し、直径1万キロという地球サイズの望遠鏡を仮想的に作って観測した

 ▼質量は太陽の65億倍ある。地球から約5500万光年離れている。地球サイズの望遠鏡は人間の「視力300万」に相当する。まさに天文学的数字が並び実感を持ちにくい。だが地球から月面上のゴルフボールが見えるほどと聞くと何やら想像がつく

 ▼実験装置やデータの解析技術など「すごいことがたくさんある」と大林さんは指摘。さらに「ブラックホールの性質がより細かく分かるようになる」と期待する

 ▼今日は「発明の日」、21日までは「科学技術週間」である。県内の科学館などはこの時季、さまざまな行事を組んでいる。科学への興味や関心を深める好機になるはずだ

 ▼ブラックホールのニュースで宇宙に関心を持った人は、ぐんま天文台を訪れてはどうか。20周年の今年は、ゴールデンウイークに特別企画を用意している。宇宙人を発見するのはあなたかもしれない。

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