2019/05/04【三山春秋】「二度と事故を起こさない…
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 ▼「二度と事故を起こさない」。搭乗員9人全員が死亡した昨年の墜落事故からもうすぐ9カ月。県防災ヘリコプター「はるな」の後継となる機体が決まった。関係者は改めて決意を新たにしたことだろう

 ▼新機体はイタリア・レオナルド社製の「AW139」。高度2600メートル以上で静止飛行して山岳救助の活動ができるなど、従来機をしのぐ基本性能を持つ。自動操縦装置、衝突事故防止のための各種警報装置も備える

 ▼ただ、いくら高性能で便利な機能が付いていても、それを使いこなす側が内容をよく理解し、安全意識を持たなければ役に立たない。2年先に見込まれる運転再開に向けて、納品後の訓練が大事になる

 ▼防災航空隊の活動再開に当たり、県は操縦士が2人搭乗する「ダブルパイロット制」を採用する方針だ。全国的な操縦士不足から実現には困難が伴うが、操縦士の育成も含めた対策で乗り越えてほしい

 ▼隊員の健康管理の徹底や出動前の危険リスクの確認など、ソフト面の対策にも力を入れるという。安全を確保するためにできることは可能な限り取り入れた方がいい

 ▼大型連休は残り3日となった。これから家族や仲間とドライブに出掛ける人もいるだろう。疲れを感じたら車を止めて休んだり、運転を交代して負担を分散したりすることが大切だ。なにより安全第一で。

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