2019/05/14【三山春秋】農業の担い手不足、山間部の…
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 ▼農業の担い手不足、山間部の高齢化、学力格差―。47都道府県に移住し、地域活性化に取り組む吉本興業の「住みます芸人」が13日、都内でそれぞれの居住地の問題解決に向けたアイデアをギャグを交えて熱く語った

 ▼同社がノーベル平和賞を受賞した経済学者、ムハマド・ユヌス氏と取り組む「ユヌス・よしもとソーシャルアクション」の発表会。芸人が独自の視点から社会課題の解決を目指すプロジェクトで、6府県の進捗しんちょく状況が報告された

 ▼例えば山梨では高齢農家から規格外品の野菜を仕入れて山間地を巡り、買い物弱者の高齢者向けに格安で販売する。深海魚を使った特産品開発(静岡)やお笑い介護レクリエーション(栃木)などもあった

 ▼ステージ発表はなかったが、本県ではアンカンミンカンに続いて住みます芸人になった岩瀬ガッツさん(富岡市出身)が県指定のふるさと伝統工芸品「利根沼田の座敷箒(ほうき)」づくりを学び、継承に取り組むという

 ▼ユヌス氏はビデオメッセージで芸人たちの活動の特徴を「自分自身が楽しみながら世界を変える」と指摘した。難しい課題だからこそ、この精神が大切になりそうだ

 ▼芸人たちは自らの取り組みについて「笑いの力で好転させたい」「全国に広げたい」と意気込んでいた。本県を含め、それぞれの地域発で日本中が笑顔になればいい。

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