2019/05/18【三山春秋】開幕まで4カ月となった...
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 ▼開幕まで4カ月となった。アジアで初開催となるラグビーワールドカップ(W杯)日本大会。東京五輪・パラリンピックに押されがちな面もあるが、世界最高レベルの戦いが国内で見られるチャンスは見逃せない

 ▼大会誘致のキーマンとなったのが、高崎高校出身で長くトップレフェリーとして活躍した真下昇さんである。昭和の時代、早明戦など多くの観客を集めたゲームで笛を吹いた。オールドファンにはおなじみだろう

 ▼本紙社会面で連載中の「心の譜」では、真下さんが生い立ち、ラグビーとの関わりから、W杯実現に至るまでを語る予定だ。幅広い人脈を生かし、伝統ある強豪国との折衝を粘り強く続けた経緯は興味深い

 ▼日本は前回、南アフリカを破り「W杯史上最大の番狂わせ」と称された。独特のポーズが注目されたFB五郎丸歩選手の人気もあり、ブームを呼んだが、その後広がりを欠いた感がある

 ▼平成の初めに1000人を超えていた県内高校のラグビー部員数は30年で半減した。高校時代、あまり上達しなかったが必死に楕円だえん球を追った身としては寂しい。W杯が感動を生み、ラグビー部の門をたたく生徒が増えることを願う

 ▼代表チームが強いスポーツには関心が集まる。地元パナソニック勢が中核を担う「ジャパン」の活躍が、新時代令和での競技者増につながればいい。

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