2019/05/27【三山春秋】夏が一気にやってきたように感じる…
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 ▼夏が一気にやってきたように感じる、このところの陽気である。【夏】で手元の辞書を引くと〈ふつう、六月・七月・八月の三か月〉とあり、〈五月を初夏ともいう〉と補足されていた(三省堂『現代新国語辞典』)

 ▼春から夏へ移ろう5月下旬ともなると、暑い日があること自体はうなずける。とはいえ、暑さに慣れていない体にはこたえる。最近、春と秋が短くなったように感じるのは気のせいか

 ▼地球温暖化により世界の平均気温が1度上昇すると、国内で最高気温35度以上の猛暑日が1.8倍に増える。気象庁気象研究所と東京大大気海洋研究所のチームによる予測だ。昨年夏の猛暑を思い出し、うんざりしてしまった

 ▼先週、前橋市内で講演した気象予報士で防災士の平井信行さんは、昨夏の前橋について、猛暑日と熱帯夜の日数、最低気温の高さが過去1位になったことを挙げ、異常気象だったとした

 ▼ただ、そこには複数の原因が絡んでいるという。昨年は太平洋高気圧とチベット高気圧が重なり合う「猛暑のパターン」の気圧配置だったと指摘。それに地球温暖化や都市温暖化の影響が上乗せされたと説明した

 ▼気になるのは今年の夏である。平井さんは「太平洋高気圧の張り出しが弱く、昨年のような猛暑にはならない」と予想した。ほっとしたが、雨は多そうだという。油断は禁物だ。

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