2019/06/03【三山春秋】初めての挑戦だったが...
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 ▼初めての挑戦だったが、住民4人に3人が参加という好成績に驚かされた。先月29日に開かれたスポーツイベント「チャレンジデー2019」に参戦した上野村である

 ▼午前0時~午後9時に15分以上続けて運動やスポーツに汗を流した住民の割合を、人口規模がほぼ同じ自治体同士で競う。通勤・通学者や観光客も参加できるため、数字がそのまま村民の比率とはならないが、参加率75%は見事だ

 ▼2度目の参戦となった南牧村は43.8%で、昨年よりも数字を伸ばした。初挑戦で最も参加率が高かった市町村に贈られる新人賞は昨年が南牧、今年は上野と2年連続で県内自治体が受賞した

 ▼健康長寿の実現に運動など身体活動は欠かせない。こうしたイベントで住民意識を高めるのも有効だろう。ただ、高齢になって筋力や活力が衰える「フレイル」の予防には、運動のほかに社会参加も重要なようだ

 ▼先日、前橋市で講演した東京大高齢社会総合研究機構教授、飯島勝矢さんの話が印象に残る。自立高齢者の調査で、運動習慣だけある人は、運動習慣はないが文化活動や地域活動をしている人よりもフレイルに対するリスクが3倍高かったという

 ▼「もう2千歩余分に歩くのではなく、誰と一緒に歩くかが重要」。一人黙々と走っている筆者にも身につまされる話である。仲間づくりが急務か。

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