2019/06/11【三山春秋】県と市町村への移住相談が...
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ▼県と市町村への移住相談が増えている。2018年度は約4千件(速報値)と前年度の1.5倍以上。移住者も増加傾向にあり、17年度は前年度比1.5倍の428人だった

 ▼人口減が大きな課題となる中で「第2の故郷」として本県を選び、移り住む人が増えるのはうれしい。県や各市町村は、都内での移住フェアなどを通じて豊かな自然やさまざまな支援制度、都心へのアクセスの良さといった特色をアピールする

 ▼転職を機に「群馬県民」となる人もいる。近年は中途採用市場が活気づき、本社でも記者などの職種で県外から中途入社するケースが増えた。県外にいたからこその視点が組織に新たな風を吹き込み、活性化をもたらすことが期待される

 ▼移住の受け入れ態勢強化で、県は「地域の顔育成研修」を始める。初回の基礎研修を26日に県庁昭和庁舎で開く。移住者をサポートする人材の育成に向け、自治会長や大学生らの参加を募っている

 ▼「移住成功のためには地域の理解と協力が必要」(地域政策課)。移住に際して住まいや仕事を探したり、地域住民と良好な人間関係を築いたりする必要があるが、移住者だけでは解決できない問題もあるという

 ▼「群馬に来てよかった」「住んでよかった」―。移住者に心からそう思ってもらえる「受け皿」を、オール群馬で早急に整えたい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事