2019/07/06【三山春秋】米国ミズーリ州スプリングフィールド…
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 ▼米国ミズーリ州スプリングフィールド市の高校生親善使節団が6月下旬に来日し、姉妹都市の伊勢崎市の民家で茶道を体験した。運ばれてきた和菓子を見て、一斉にスマートフォンで撮影を始めた姿が印象に残った

 ▼七夕にちなんだ和菓子はゼラチンを使った六角形で、その中に天の川と、ひこ星、織り姫を連想させる二つの星があしらわれていた。目と舌で楽しみ、日本の伝統行事を身近に感じたのではないだろうか

 ▼日本らしさを感じる場所といえば、神社・仏閣が思い浮かぶ。有名な神社には初詣に多くの参拝客が押し寄せ、何時間も並ぶことがある。だが、足を運ぶのはその時だけの人も少なくない

 ▼1年の折り返しに寺社を参拝する「夏詣」という新たな試みが広がっているという。半年の無事に感謝し、残る半年の平穏を願う。そんな習慣をつくることで寺社にもっと足を運んでもらう狙いだ

 ▼東京の浅草神社が提唱して2014年に始め、今年は全国約140の寺社に広がった。県内では玉村八幡宮がいち早く昨年から参画していると聞き、訪ねた

 ▼参道の両脇に七夕飾り、足元には小さな竹灯籠が並ぶ。風鈴の音を耳にしながら拝殿前で手を合わせると、すがすがしい気持ちになった。新年の誓いがかすんでしまった人は、改めて新たな目標を立ててみてもいい。夏詣は7日まで。

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