2019/09/10【三山春秋】先月、四万温泉に出掛けた。細い…
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 ▼先月、四万温泉に出掛けた。細い路地を散策するとレトロな雰囲気の遊技場があり、スマートボールを楽しむ人の姿が見えた。童心に帰って遊んだ後、温泉で汗を流す。そんな魅力的な場所が身近にあるのはうれしい

 ▼遊技場と言えば射的が代表格だが、伊勢崎市で今月開かれたイベントのそれは一風変わっていた。台に並んでいたのはおもちゃではなく、さまざまな絵と文字が書かれたアイコン。国連が定めた「持続可能な開発目標」の17項目が的になっていた

 ▼2030年までに達成すべき国際社会共通の目標で、SDGs(エスディージーズ)と略す。貧困や飢餓といった途上国に多い問題だけでなく、働きがいや気候変動対策など先進国が抱える課題もある

 ▼イベントはSDGsの普及を目指していて、射的のほか輪投げとダーツのコーナーもあった。主催した日本青年会議所関東地区群馬ブロック協議会は「子どもにも興味を持ってもらえるようにした」と話した

 ▼改めてSDGsを調べると、普段目にするニュースのほとんどが関係していることが分かった。働き方改革、食品ロス、プラスチックごみ問題―。だが、この目標が広く知られているとは言いがたい

 ▼SDGsの理念は「誰ひとり取り残さない」社会の実現。一人一人が自分の問題として考えることが、目標達成の近道になる。

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