2019/09/17【三山春秋】ドラッグストアや家電量販店、飲食…
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 ▼ドラッグストアや家電量販店、飲食店などがポイントカードを発行し、お得に買い物ができるクレジットカードもさまざまな種類がある

 ▼こうしたカードで財布が厚みを増しているのは、筆者だけではないだろう。お得なサービスを受けられ、次の買い物で値引きされるなど、カードを持ち続けるメリットは多い

 ▼政府が普及に力を入れるマイナンバーカードの取得が進まない。国民がメリットを実感できないことが背景にあり、情報漏えいへの不安が根強いことも一因とされる

 ▼同カードは国内に住む全ての人に割り当てられた12桁の番号と顔写真、氏名、住所、生年月日などが載ったICカード。希望すれば受け取れる。7月1日現在の県内交付率は10.7%と全国平均を2.8ポイント下回る

 ▼導入したのは住民票コードや基礎年金番号など、関係機関ごとに個人の管理番号が異なっていたことが発端。社会保障と税、災害対策の分野で個人を迅速に特定でき、行政の効率化、国民の利便性向上につながるとしていた

 ▼一部自治体は住民票などのコンビニ交付に取り組む。ただ、カード活用の足並みはそろわない。政府は次の一手で、健康保険証として利用可能になることを訴え、次々と普及策を打ち出す。だが、そもそもなぜ必要なのか。表面的にメリットを示すだけでは、国民の心に響かない。

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