2019/10/28【三山春秋】今日は「県民の日」。子どもたちは…
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 ▼今日は「県民の日」。子どもたちは学校が休みになり、県内各地の施設が無料開放されたり、割引で利用できたりする日として記憶しているかもしれない。筆者の子ども時代に「県民の日」はまだなかった

 ▼始まったのは1985年。その2年前の「あかぎ国体」開催などで県民意識が高まったのをきっかけに「自治の意識を高め、より豊かな郷土を築きあげる」目的で制定された。今年で35回を数える

 ▼では、なぜ10月28日なのか。明治4(1871)年の廃藩置県に伴い「群馬県」の名称が初めて使用された日にちなんでいるという。ただ当時は旧暦が使われており、新暦では12月10日になる

 ▼民間調査会社の都道府県別魅力度ランキングで群馬県は低迷している。ブランド力を強化し、県民の幸福度向上を目標に掲げる山本一太知事が就任して3カ月、群馬の情報発信に力を入れる。今後の成果に注目したい

 ▼魅力度を上げるには外への発信は欠かせない。同時に内を充実させることも重要だ。県民が誇れる故郷であることが、さまざまな資源を磨き上げ、魅力を高めることにつながるからだ

 ▼歴史を知り、郷土についての理解と関心を深める取り組みが、改めて求められているのかもしれない。「県民の日」を記念して県内ではたくさんの事業が行われる。群馬の魅力に気付くチャンスとなる。

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