2019/11/17【三山春秋】〈わたしは、小学校や中学校と...
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 ▼〈わたしは、小学校や中学校と同じで、高校もきょう学がいいと思います〉―。小学生の視点から、高校は男女共学が望ましいと訴える出沢里紗さん(群馬大附属小2年)の文章に引き込まれた

 ▼本県の男女別学の公立高校は全国最多の13校で、別学率が約2割に上る状況を伝える本紙(8月4日付)を読んだ感想文である。共学を推す理由を三つ挙げている

 ▼「男女一緒は楽しい。その環境に慣れると女性リーダーが出やすくなる」「性別に縛られる仕事が少ない現代社会に合っている」「進学校は別学が多く、やむなく通っている人がいる」―が趣旨だ

 ▼県内では20年ほど前に一律共学化が検討されたが頓挫した。県教委は少子化を背景にした高校統合の際に共学に切り替えているものの、統合を伴わない共学化には消極的だ

 ▼ただ、トップダウンで県立校が一律に共学化された県もある。山本一太知事は就任会見で「(賛成、反対)両方の立場の人たちの意見を聞きながら判断したい」と述べた。今後の動向が注目される

 ▼〈これからべんきょうをして、社会に出るわたしたちがひつようとしている、新しい高校へとかわってほしいです〉と感想文を締めくくる出沢さんの思いは届くか。出沢さんの作品を含む県小中高生新聞感想文コンクールの最優秀賞、優秀賞作品は本日付本紙に掲載。ご覧あれ。

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