2020/01/01【三山春秋】「すごく楽しい42キロでした...
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 ▼「すごく楽しい42キロでした」(マラソン女子・高橋尚子さん)、「チョー気持ちいい」(競泳男子・北島康介さん)、「今まで生きてきた中で一番幸せです」(同女子・岩崎恭子さん)。五輪の舞台における名言である

 ▼読者にも記憶に残る言葉があるかもしれない。年が明けて2020年。東京五輪・パラリンピックの年になった。選手のパフォーマンスとともに、その口からどんな言葉が飛び出すかも楽しみだ

 ▼冒頭は競技後間もなくの言葉だから、感情がストレートに爆発したような感じがする。冷静になってからのアスリートの言葉も響く。一つ紹介したいのが次の言葉。「確固たる土台」

 ▼昨年開かれたラグビーワールドカップの日本代表、稲垣啓太選手が太田市での凱旋がいせん報告会(12月17日)で口にした。「どうすれば、あんなタックルができるのですか」という内容の子どもの質問に答えて発した

 ▼タックルの秘訣ひけつはない。基礎を学び、技術を学び、土台を積み重ねていく。土台がなければ応用はできず、積み重ねた土台が素晴らしいタックルにつながっていくといった話だった

 ▼五輪・パラリンピックを目指す選手たちは土台作りの大詰めに違いない。選手に負けず、今年の誓いにするのはいかがだろう。年齢や経験にかかわらず、お勧めしたい。「確固たる土台を築く年にする」と。

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