2020/01/11【三山春秋】建て替え前の国立競技場に...
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 ▼建て替え前の国立競技場に元日、サッカーの天皇杯決勝を見に行ったことがある。せっかくなので試合後に明治神宮で初詣をしたところ、参道は長蛇の列。拝殿にたどり着くまで2時間かかった

 ▼初詣スポットや新春行事はいまや観光コンテンツの一つ。街の活性化につなげる機会と捉える人もいる。「外部に発信できるような伊勢崎だけの特色が欲しい」。毎年11日に開かれる伊勢崎の初市に合わせ、市民有志が目を付けたのが焼きまんじゅうだった

 ▼伊勢崎神社境内で直径55センチのまんじゅうを竹串に刺し、炭火で焼く。市をPRする「ミスひまわり」がみこ姿で大きなはけを持ち、みそだれを塗る姿は絵になる。多くのメディアが取り上げる新春恒例行事となった

 ▼「上州焼き饅祭まんさい」として開催してきたが、主催する市民グループは今後「八起萬祭やきまんさい」の名称を使っていきたいという。11日は鏡開き。その縁起のいい日に七転八起から取った言葉を当て、新年の目標を立てた人たちの背中を押す

 ▼社殿では餅に見立てたまんじゅうに宮司が祝詞を奏上し、伊勢崎銘仙の着物を着た年男年女が願いを込めた文字を食紅で書いている。土曜日と重なる今年は12歳になる女子児童も参加する

 ▼焼いたまんじゅうは「福分け」として来場者に振る舞われる。平和な時代が続くよう、福が世界に広がるといい。

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