2020/04/10【三山春秋】例年なら歓送迎会の時期だが...
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 ▼例年なら歓送迎会の時期だが、新型コロナウイルスの感染拡大で自粛が続いている。仕方ないとは思うが、長い間いっしょだった人たちと別れを惜しんだり、新たな出会いを喜ぶ機会がないのは寂しい

 ▼昨年度の全国小中PTA新聞コンクールで、太田木崎小の5、6年生有志が作った学校新聞が3位相当の優秀賞を受賞した。先月、ジュースで乾杯する予定だったが、その楽しみも奪われてしまった

 ▼学校新聞は年度末で退職した加藤知子校長の呼び掛けで始まった。クラブ活動でも委員会でもないため、児童は休み時間に編集会議を開き、友達の顔を思い浮かべながら一生懸命に記事を書いた

 ▼新入生が楽しく学校生活を送れるように上級生のメッセージをまとめたり、あいさつ運動で学校を良くしようと特集を組んだりした。読者を引き付ける工夫がたくさん施されていることが評価されての受賞。祝賀会は大切な思い出になるはずだった

 ▼県内の学校の多くは先月2日から休校となり、子どもたちは学年末の大切な時間を友達と過ごせないまま進級進学せざるを得なかった。寂しさに耐えた子どもたちもいただろう

 ▼待ちわびた春だが、どこか心が晴れない新年度のスタートとなった。今は感染予防を徹底して健康を守りたい。マスクを外し、思い切り笑い合えるときがきっと来る。

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