2020/05/02【三山春秋】富岡製糸場の乾燥場の煙突が...
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 ▼富岡製糸場の乾燥場の煙突が6日までの夜間、青い光で照らし出されている。国重要文化財の臨江閣や高崎白衣観音、草津温泉の湯畑なども暗闇の中で青白く浮かび上がった

 ▼新型コロナウイルスと闘う医療従事者への感謝の気持ちを示すブルーライトアップという取り組みだ。皆が同じ思いなのだろう。ロンドンで始まり、世界各地に広がっている

 ▼医療の最前線で働く人たちには、体力的にも精神的にも厳しい状況が続いている。先行きを見通せない中、献身的に業務に励んでいる姿には頭が下がる。残念なことに、万全の予防策を講じているにもかかわらず、医療従事者の感染が後を絶たない

 ▼医師や看護師の感染により、館林厚生病院が一時、外来診療や入院患者の受け入れを休止した。高度な救急医療を担っている太田記念病院や利根中央病院も、診療体制の縮小を余儀なくされている。感染者の増加を食い止めることができなければ、医療崩壊という言葉が現実味を帯びてくる

 ▼群馬大大学院のシミュレーションによると、何も対策を講じなければ県内感染者は半年後に2万8千人まで急増する。だが、人と人が接触する機会を大幅に減らせばピーク時でも800人にとどまるという

 ▼ゴールデンウイークも後半に入った。ステイホームを頑張って続け、新型コロナに打ち勝ちたい。

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