2020/07/14【三山春秋】桐生市のホームページには子ども…
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 ▼桐生市のホームページには子ども向けコーナーがある。市議会について「市民のみなさんの生活に関わりのある市のルール(条例)やお金(予算)の使い方などを決めます」と説明している

 ▼市民が代表を選び、その代表者同士が話し合って市のことを決めるという仕組みも解説。子どもたちに市議会を少しでも身近に感じてもらおうと工夫する

 ▼全国の地方議会の改革状況を調べる早稲田大マニフェスト研究所(東京)が発表した「議会改革度調査2019」の総合ランキングで、桐生市議会が全国4位に入った。市政の課題を探る委員会の調査活動を充実させ、条例制定や見直しを進めていることが評価された

 ▼改革に取り組んだ背景には、市議選の投票率低下に対する危機感があった。そこで市民の関心を高め、身近で頼られる議会を目指すことにした

 ▼議会には全国各地の市議会を中心に視察が相次ぐ。議長の北川久人さんは取り組みが高く評価されたことを喜びながら、「ランキングを上げるためだけにならないよう、市民が必要とする課題に取り組んでいきたい」と話す

 ▼地方議会の議員には有権者の思いが託されている。議論を通じて地域の未来を考え、予算の無駄遣いや財政の健全化にも目を光らせなければならない。私利私欲を捨てて、代表者としての責任を果たしてほしい。

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