2020/07/24【三山春秋】スマートフォンに登録した電話番号が…
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 ▼スマートフォンに登録した電話番号が結構な数になった。持ち主が亡くなったのに消せない番号も多い。画面をめくって番号が目に入った時、先立った人の表情が浮かぶ。そんな消せない番号が最近また一つ、増えてしまった

 ▼こちらの電話番号は減少の一途のようだ。NTT東日本群馬支店によると、五十音順の電話帳「ハローページ」の個人名編掲載件数は県内で22万件。10年前の40万件からほぼ半減した。来年10月以降、ハローページの発行を順次終了することをNTTは先月発表した

 ▼「コミュニケーション手段が多様化し、個人情報保護の意識が高まって掲載数、配布数とも減った」。発行を終える理由をそう説明する

 ▼電話番号と住所が載っているため、記者にとっては氏名と住所だけ発表される叙勲取材などで役立った。発行終了は残念だが、高齢者を狙った特殊詐欺への悪用も指摘されており、時代の流れなのだろう

 ▼スマホから消せなくなった番号の持ち主は、東京五輪関連の自治体事業に取り組み、突然の電話にも明るく対応してくれた

 ▼きょうは「体育の日」から名称を改めた初めての「スポーツの日」。五輪の開会式が予定されていた日だ。思えば1年前、いったい誰がこのウイルス禍を想像できただろう。果たして1年後の世の中は、五輪はどうなっているのだろうか。

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