2020/07/28【三山春秋】太田高と足利高の生徒が県境を越えて...
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 ▼太田高と足利高の生徒が県境を越えて2年に1度、スポーツなどで激突する対抗戦が、新型コロナウイルス感染拡大のため中止となった。足利高が2022年4月に足利女子高と統合するため今年が最後の対抗戦だった

 ▼両校に勤務した経験のある太田高校長の発案で1985年に始まった。当時、NHK大河ドラマ「太平記」が放送されたこともあり、太田高は新田氏、足利高は足利氏ののぼりを立て、「高校生の南北朝の戦い」と言われた

 ▼3年に1度の開催だった時期もあり、戦績は7勝7敗。勝利を目指して団結力が強まり、切磋琢磨せっさたくまして各競技のレベルアップにつながっただけでなく、友情を育み、生徒の胸に青春時代の思い出として刻まれた

 ▼どちらが勝ち越すか、昨年からOBを含め関係者はやきもきしていた。「開催できなかったことは残念だが、引き分けという幕引きも結果的には良かったのでは」という声も聞かれる

 ▼中学や高校生活の集大成となる大会が中止となったり、規模を縮小するなか、太田市の日本そば文化学院は8月、全国の高校生を対象にした第1回そば打ち大会を開催する

 ▼県内だけでなく岩手、埼玉、長野県などの高校生が参加を予定している。大会は密閉、密集、密接の「3密」を回避して運営される。ぜひ力を出し切って、思い出に残る夏にしてほしい。

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