2020/09/20【三山春秋】列島が熱狂したラグビーワールド...
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ▼列島が熱狂したラグビーワールドカップ(W杯)から1年。さらなる躍進が期待された日本代表は年内活動断念を余儀なくされるなど、新型コロナウイルスの影響は続くが、恒例の国内シーズンは再開へ模索を始めた早稲田、明治をはじめとした伝統の関東大学対抗戦は、例年より遅れるが10月4日に開幕。県内高校生ラガーが花園を目指す全国大会予選スタートは同11日だ

 ▼群馬県は中学校に部活がなく、高校から始めるプレーヤーも多い。競技人口減に悩む関係者はW杯を絶好の機会と期待したが、コロナ禍もあって本年度の県内部員数は微増にとどまったようだ

 ▼年度をまたいだ休校はチームの始動に大きく響き、夏合宿のメッカ菅平高原もかつてない静寂に包まれた。未経験者が実戦を重ね成長する機会を失ったのは痛いが、プレーできる環境が準備されたことにまずは感謝したい

 ▼ただ12月開幕予定の全国大会は波乱含み。大会実行委はコロナの影響で代表決定戦が行えなくなった場合、各都道府県高体連が出場校を選出するよう通達。異例の事態だが現状を考えるとやむを得ないか

 ▼第100回という節目の大会が予選も含め無事行われることを祈る。予測できない楕円だえん球の行方もこの競技の魅力の一つだが、勝っても負けても3年間の成果をトライする機会だけは揺るがないように。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事