広報紙部門は高崎と昭和に最高賞 群馬県の市町村広報コンクール
▼「非情の山」と呼ばれる世界第2の高峰、K2(8611メートル)の冬季初登頂がネパールの登山隊によって...
2011年、東日本大震災による自粛ムードや風評被害による観光業への影響は計り知れないものでした。同年の...
群馬県の伊勢崎市長選に当選した臂(ひじ)泰雄市長は25日、市役所に初登庁した。職員や市議、後援会関係者...
▼「静かなマスク会食」の実践を菅義偉首相が国民に呼び掛けた。新型コロナウイルス感染防止に欠かせないマスクと会食とが結びつかなかったので、解説動画があるという神奈川県のユーチューブ公式チャンネルを見た
▼マスクの片側のひもを外して持ったまま、ビールを一口。マスクを元に戻して歓談。料理も同様のしぐさで黙って口に運ぶ。筆者は酒が入ると、つい大声になってしまうのだが、ご法度だ。何とももどかしい
▼県内の感染確認が千人を超えた。この3連休、久しぶりに飲もうと約束していた30年来の友人は、感染拡大を踏まえてキャンセルの連絡をしてきた。マスク会食も理由の一つだ
▼友人の提案に同意し、個人的には「今は我慢」と決め込んだ。にぎわう観光地を横目に、すっかり影の薄くなった感のある「ステイホーム」を心掛けた
▼少しだけ気分を和らげてくれたのが、近所のスーパーであった駅弁大会。家族別々の弁当を買い、旅した気分になりながら食べた。一つは北海道の魚介たっぷりの弁当、もう一つは大阪の焼き肉店の弁当だった
▼国の観光支援策「Go To トラベル」で札幌市と大阪市の一時除外が決まったのは偶然だが、経済立て直しと感染防止の両立へ向け、「本当にできるのか」という懐疑的な意見もあるマスク会食とは別の対策はないものか。