春の色鮮やかカワヅザクラ 利根川敷島緑地で見頃
▼コンビニの棚などに大ヒットした「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」のコラボ商品が数多く並ぶ様子を見ると、...
2011年、東日本大震災による自粛ムードや風評被害による観光業への影響は計り知れないものでした。同年の...
浅間酒造(群馬県長野原町長野原、桜井武社長)は8日、VR(仮想現実)映像を使った酒蔵見学を始めた。衛生...
▼実業家・渋沢栄一を主人公にしたNHK大河ドラマ「青天を
▼ネズミの害は新田義貞一族の怨霊によるとの俗信があり、嫡流とされる新田岩松氏の描く猫絵は特別な効果があるとされた。江戸後期から明治にかけての歴代当主は「猫絵の殿様」と呼ばれた
▼犬と猫のどちらが好きか。仲間うちでよく交わされる話題だが、「猫かわいがり」という言葉があるくらいだから猫派が優勢か。きょう2月22日は鳴き声のニャン、ニャン、ニャンの語呂合わせで「猫の日」である
▼有名な猫と言えば、夏目漱石の『吾輩は猫である』に登場する猫だろう。雨戸が開くと、鳴きながら家に上がり込んできた野良猫がモデル。初めは追い払っていたが、福猫で家が繁盛すると言われ飼い始めた
▼効果はてきめん。漱石は一躍、人気作家となった。しかし夏目家の人々に猫をかわいがるという意識はなかった。猫に名前はなく、墓標には「猫の墓」。裏には〈この下に稲妻起る宵あらん〉と光る目を稲妻に例えた句が添えられた
▼漱石の死後、夏目家では何匹も飼ったが、もう幸運は訪れなかったという。だが日本文学にとってはこれ以上ない福猫だったと言えるだろう。