【速報】《新型コロナ》群馬県内で新たに28人が陽性
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2011年、東日本大震災による自粛ムードや風評被害による観光業への影響は計り知れないものでした。同年の...
新型コロナウイルス感染症の影響で3密を避けられるキャンプに注目が集まる中、群馬県は、県内のキャンプ場6...
▼会社帰りに時々、コーヒーチェーン店に寄り道する。先日、いつものようにメニューを眺めて「おや」と思い、「ああ、そうか」と納得した。書かれている値段が消費税を含んだ金額に変わったのだ
▼コーヒー1杯でその差、数十円。レジで支払うお金は今までと同じだ。それなのに一瞬、値上がりしたのかと敏感に反応してしまった。最近、同じような体験をした読者もおられるのではないか
▼商品やサービスの値段について、消費税抜きの価格表示を認める特例が3月末で終わった。事業者は1日から、税込みの総額を必ず表示しなければならなくなった。実際に払う額が一目で分かる半面、税金の額が見えにくくなるとの声もある
▼税込みと税抜きの価格表示が入り交じるのは、1989年に消費税が導入されたときに始まる。当初はどちらも認めていたが、2004年に税込みを義務化。ところが13年、8%への引き上げを前に、再び税抜きも認められた
▼消費税率はその後、2度の延期を経て10%に。品目などに応じて軽減税率を適用する複雑な線引きには混乱もあった。日常のなかで身近な税だからこそ、たとえ表示の小さな変化であっても敏感になる
▼今年は秋までに衆院選がある。前回の選挙では消費増税が大きな争点の一つだった。4年間で世の中は、私たちの暮らしはどう変わったか。税金の、その使われ方にも敏感でいたい。