2021/07/22【三山春秋】中学生より頭一つ半ほど大きい男性が…
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 ▼中学生より頭一つ半ほど大きい男性がのぼり旗を持ち、朝の校門近くに立っていた。バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の群馬クレインサンダーズに加入した野本建吾選手(29)である。身長201センチ、体重101キロのビッグマンは太田宝泉中でのあいさつ運動に参加。声を掛けられた生徒は目を丸くし、その大きさに驚いていた

 ▼チームは7月、前橋市から太田市に本拠地を移した。市民に知ってもらおうと、手始めに取り組んでいるのが学校でのあいさつ運動だ。選手が手分けして小中学校を回っている

 ▼兵庫県出身で、B1秋田ノーザンハピネッツから移った野本選手は日本代表を務めたこともある。本県は初めてだが、先日は「聞いていた通りの暑さ」にも負けず、太田市内の常磐高を訪ね、男子バスケ部員に技術指導した

 ▼「B1でチャンピオンシップに出たい。そのためには地元の応援が絶対に必要」。地道な活動をいとわず、ファン開拓に努める

 ▼サンダーズの阿久沢毅社長(60)も同じ考えだ。「常に優勝を狙うのがわれわれの使命。地元で応援してもらえるよう、当たり前のように一生懸命にやるだけ」と話す

 ▼Bリーグ開幕は東京五輪・パラリンピックが閉幕し、一息ついた10月上旬。サンダーズにはすでに観戦チケットの問い合わせがあるという。地元ファンの声援を背に、B1の大舞台でもぜひ台風の目となってほしい。

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