2021/08/02【三山春秋】物置に立てかけておいた竹ぼうきを…
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 ▼物置に立てかけておいた竹ぼうきを取ろうとしたら、2センチほどの黄色い蜂が3匹ほど飛んできた。いったん離れ、時間をおいて見に行くと、再び現れた。どこかに巣があるようでこちらを警戒しているらしい

 ▼専門家に見てもらうと、危険なキイロスズメバチだった。野生動物による死亡事故でもっとも多いのがこの蜂による被害。刺されるとアレルギー反応でショック死するおそれがあり、駆除してもらった

 ▼スズメバチはごめん被りたいが、ミツバチなら話は別だ。近年は趣味で飼う人が増え、県内には300人を超す養蜂家がいる。見学を受け入れている嬬恋村の佐藤郁二さんを訪ね、案内してもらった

 ▼巣箱の近くに到着すると、見たことがないほどたくさんの蜂が飛び交っていた。巣分かれの真っ最中で、近くの木には蜂の塊ができ始めていた

 ▼飼っているのは西洋ミツバチ。春から菜の花、サクラ、フジの順に蜜を集める。たくさん蜜が取れるのはアカシア。正しくはニセアカシアだが、この花が咲く時季にいかに強い蜂の群れをつくれるかが養蜂家の腕の見せどころだという

 ▼巣箱さえ置いておけば蜂が勝手に蜜を集めてくれると思っていたが、病気や巣箱の管理など手間がかかるという。「ミツバチはおとなしいので刺さない」と聞いていたので本当か尋ねてみたら、「刺しますよ。当たり前でしょ」と即答。やはり養蜂は大変らしい。

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