2018/02/09【三山春秋】「人間の特権は笑うこと…
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 ▼「人間の特権は笑うこと」。お笑い界で活躍する松本人志さんの言葉だ。つらい事、悲しい事が続く日もあるが、せっかくの特権なのだから生かさなくてはもったいない

 ▼笑いは健康に役立つとされる。桐生市内で講演した脳科学者の中野信子さんは「笑いが免疫を活性化する。最初は作り笑いでも、本当の笑いになる」と勧めた。県内の公民館では笑いとヨガを組み合わせた「ラフターヨガ」教室が普及し、中高年の元気で高らかな笑い声が響いている

 ▼笑いのプロも随分と身近になった。吉本興業の“住みます芸人”となったお笑いコンビのアンカンミンカンが、本県で活動を始めて7年目。2人の姿はすっかり定着した

 ▼マラソン大会でスタートと同時に全力疾走したり、ゆるキャラショーでキャラたちに激しいツッコミを入れて盛り上げたり。県民を笑わせ、健康にしてくれている

 ▼2人と市民有志が月1回、ネット配信する番組「桐生まちなか配信」も6年以上続く。桐生市街地の空き店舗を活用したスタジオに観客が集まり、2人のトークを見て腹の底から笑っている

 ▼古里の偉人や名所をかるたの句にしようと、上毛新聞社が昨年募った「かるたでよむ 私のふるさと」の応募作に、「誇る芸人 アンカンミンカン」があった。この句がギャグでなくなる日がやがて来るかもしれない。

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