2021/10/14【三山春秋】遅ればせながら「ガラケー」を…
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 ▼遅ればせながら「ガラケー」を「スマホ」に買い替えた。個人情報流出の不安もありなかなか踏み出せなかったが、コロナ下でスマホが求められる場面が増え、必要に迫られた

 ▼1カ月たった今ではすっかり抵抗感が消え去り、SNSアカウントやアプリをいくつも入手。開くと自分好みの商品広告や動画が次々と画面に現れ、監視されているようで少し怖い

 ▼高崎市を中心に撮影された映画「由宇子の天秤(てんびん)」(22日まで)をシネマテークたかさきで見た。物語は、女子高校生のいじめ自殺事件の真相を追うドキュメンタリーディレクターの女性を軸に展開。単に報道の在り方を問うのではなく、真実に対して「正義とは何か」を投げ掛ける

 ▼「情報社会の問題点を描きたかった」と春本雄二郎監督。自ら資金を集め、脚本と編集も手掛けた独立映画だが、商業映画と遜色ないと感じた

 ▼前作「かぞくへ」で高崎映画祭新進監督グランプリを受賞した縁から、高崎フィルムコミッションがロケを全面支援。市内の河原や施設など見慣れた風景が表情を変えて登場し、作品の世界観を作り出している

 ▼アテネ国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞、ベルリン国際映画祭のパノラマ部門にノミネートされるなど海外での評価も高い。「映画の街高崎」が世界へ発信されている。評判を呼び国内では上映館が拡大しているという。こんな情報ならもっと流出していい。

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