2018/02/14【三山春秋】高崎市内の小学校で3年生が昔…
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 ▼高崎市内の小学校で3年生が昔の暮らしを調べて発表する授業を見る機会があった。児童は学校や交通、道具の変遷などについて学んだ成果を模造紙にまとめた。本や資料にあたった成果を一生懸命、友達に伝えようとする姿がほほえましかった

 ▼昔の暮らしに関する調べ学習に役立ちそうな企画展「昭和なくらし、そしてスバル。」が県立歴史博物館で開かれている。古くから残る暮らしの道具を実際に見て、触れることができる

 ▼「伝統的な暮らし」と「便利な暮らし」が同居していた高度成長期を「昭和なくらし」と名付けた。家族がタイムトラベルで見つけた道具をたどり、紹介するストーリー仕立ての展示になっている

 ▼担当職員によると「会話の弾む展示室」になっているという。「この道具はこうやって使うんだよ」と解説員に逆に説明したり、子どもたちにお手玉の遊び方を教えたりするお年寄りもいるという

 ▼黒電話も人気だ。2台あり、ダイヤルすると互いに通話することもできる。「リーン」という音がある世代には懐かしく、ある世代には珍しく聞こえる

 ▼今から見れば、不便に見える道具でも、洗濯板の溝の付け方のように、より便利にしようとする工夫が見つけられるのもおもしろい。「昔の道具にもいいところがあった」。冒頭の授業での発表を思い出した。25日まで。

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