2018/04/16【三山春秋】サッカー日本代表監督に西野朗氏…
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 ▼サッカー日本代表監督に西野朗氏が就任、週末にJリーグを視察するなど動きだした。前任のハリルホジッチ氏の解任劇では、「選手との信頼関係が多少薄れてきた」ことなどが理由に挙げられた

 ▼ワールドカップロシア大会まで2カ月の段階での監督交代には驚いたが、サッカーの世界ではよくあることらしい。しかし、こちらはそう簡単にはいかない。役所の文書問題が次々に発覚している安倍政権だ

 ▼連日、謝罪や説明に追われるが、さらに新しい事実が判明し収束が見えない。国民の信頼が揺らいでいるとの指摘がある中、安倍晋三首相は17日、訪米する。得意とされる外交で挽回したいところか

 ▼11日に前橋市内で開かれた群馬政経懇話会(本社主催)の講演で政治学者の姜尚中カンサンジュンさんは、現在の状況を「内憂外患」と評した

 ▼日米関係が大きく変わる可能性があり、北朝鮮を巡る東アジア情勢も流動的。内政面で不安定な政権が対処できるか疑問を投げかけた。また、ブレーンを活用して将来構想を示した戦後の首相として、大平正芳、小渕恵三両氏を高く評価した

 ▼小渕政権時代にまとめられた「21世紀日本の構想」は、従来の「上から下へ」「官から民へ」の統治を転換し、より対等な関係で国民主体の「協治」を提唱する。官邸主導の負の側面が出ている今こそ、参考にならないか。

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