2018/06/30【三山春秋】梅雨明けした県内は連日暑い日が…

 ▼梅雨明けした県内は連日暑い日が続く。田植えを終えた水田で苗がそよぎ、畑ではさまざまな夏野菜が実っている。トマトやナス、キュウリなど一年中手に入るものが多いが、やはり旬に味わうと格別だ

 ▼国内有数のゴボウ産地の伊勢崎市で、夏ゴボウが収穫期を迎えている。中でも境地区は栽培に力を入れており、関西方面への出荷も多い

 ▼風味豊かな夏ゴボウを市の特産にしようと、市「農&食」戦略会議は3年前、香り高く糖度16度以上のものをブランド化し「京香」と名付けた。今年も市内の飲食店や京都の名店とタイアップしたフェアを1日まで開催中で、天ぷらや創作料理を楽しめる

 ▼季節の食べ物といえば、最近「夏越なごしごはん」という新たな行事食が広まりつつあるという。半年間のけがれを払い、残る半年の無病息災を願う神事「夏越のはらえ」にちなんでおり、米穀安定供給確保支援機構が2015年から提唱している

 ▼神事に使われるの輪に見立てた丸いかき揚げを雑穀ご飯に載せ、ショウガのたれをかけたもの。かき揚げにはパプリカやオクラといった赤や緑色の夏野菜を使うのが定番らしい。ゴボウを入れている飲食店もある

 ▼きょう30日で6月が終わる。食物繊維が豊富で腸内環境を整えてくれるゴボウを食べれば、心身ともにすっきりした気分で年の後半を迎えられそうだ。

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