2018/07/19【三山春秋】100回を迎えた夏の高校野球。群馬大会は…
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 ▼100回を迎えた夏の高校野球。群馬大会は2校が不参加だった。昨年は選手1人が連合チームに加わったが、部員不在となった万場、長野原だ

 ▼少子化で小規模校の部員確保は厳しい。万場はスクールバスの運行時間など練習の制約を受ける。校外のグラウンドで活動してきたが、部員が9人を下回った2014年度以降、人数が年々減った

 ▼長野原の加藤健一監督は少人数で活動する難しさに加え、生徒の変化を感じるという。「『厳しい』『つらい』を避け、ほどほどに楽しみたいと考える生徒が増えた。競技に取り組めば、良いことがあるという成功体験が必要では」

 ▼県内では小中学生のチームも急減している。10年前に168校あった中学軟式野球部は今年144校に減少。県野球連盟の少年野球は10年間で4分の3の237チームになった。硬式のチーム数は軟式に及ばない

 ▼子どもが減り、小中学生のチーム維持が困難になる。野球に触れてみたいと思う機会が失われ、高校球児も減少―という悪循環が出始めていないだろうか

 ▼日本高野連は次の100年へ「高校野球200年構想」を掲げた。香川県高野連は中学生対象の投手・打撃勉強会を始め、大阪桐蔭の選手と小学生の交流・体験教室も開いた。県高校球界も小中学生に目を向け、競技継続を促す普及活動が求められる。

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