2018/07/28【三山春秋】夏休み真っ最中だ。子どもたちには…
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 ▼夏休み真っ最中だ。子どもたちには元気に遊んでほしいが、ワーク、絵日記、自由研究と宿題もたくさんある。7月中に終わらせて8月は目いっぱい遊ぶ。心に固く誓うものの、夏休みの終わりに後悔しながら宿題に追われるのは、恥ずかしながら毎年の恒例行事だった

 ▼頭を悩ませたのが読書感想文。どう書いたらよいか分からず原稿用紙を埋めるのに四苦八苦し、粗筋を連ねただけの「感想文」が多かった

 ▼館林市立図書館で開かれた「読書感想文の書き方講座」をのぞいて、当時のことを思い出した。読んで心に残った箇所を抜き出し、それと似た自身の体験を書いてみる。抜き出した部分と体験とを比べ、さらに感じたことをまとめるとよいそうだ

 ▼講師を務めた埼玉県の小学校教諭、広瀬均さん(58)=同市=は「体験は一人一人違う。同じ部分を抜き出しても、自分だけの感想文にできます」と教えてくれた

 ▼書き方を指南する本が書店に並び、広瀬さんが伝授したのもさまざまある方法の一つ。それでも悩んでいる児童のヒントになっただろう

 ▼広瀬さんによると、作文での言葉の使い方は読書量に比例するという。猛暑で外遊びには不向きな今夏だが、図書館は快適に過ごせる。プールのように本の世界に飛び込み、言葉の海を泳いでみるのもよい。宿題がはかどるかもしれない。

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