2018/08/10【三山春秋】サッカーJ3ザスパクサツ群馬監督…
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 ▼サッカーJ3ザスパクサツ群馬監督の布啓一郎さんは市船橋高(千葉)を屈指の名門に育てた後、日本協会に入った。そこで高校生以下の育成年代を中心とした普及・強化の改革に努めた

 ▼関東の強豪校リーグに参画した経験を生かし、一発勝負のトーナメント主体だった育成年代に年間リーグ戦導入を推進。小学生年代はコンパクトなコートで選手交代自由な8人制の採用を進めた

 ▼布さんは県協会の指導者クリニックで、日本協会で仕事をしていた頃、「はっとした」記憶があると語った。ずっと以前に長沼健さん、岡野俊一郎さん(ともに後に会長)や各年代指導者がまとめた文書には、「個」を伸ばすトレセン活動や指導者間の連携など、同じような提言が残っていたという

 ▼県協会技術委員長の田中則久さん(高経附高教諭)は、当時の布さんのこんな言葉を紹介した。「今やらなければ、30年後も(誰かが)同じ話をしているかもしれない」

 ▼布さんはクリニックで「将来の選手、指導者のためにできることを進めることが大切。30年後、まだまだフットボール(サッカー)が文化になっていないですね、と言われないように」とも指摘した

 ▼30年先を見据えて今からやるべきことは何か。スポーツに限らず、普段の生活や仕事で、未来の世代への視点を持っているだろうか。自問したい。

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