2018/08/18【三山春秋】ジャカルタ・アジア大会がきょう開幕…

 ▼ジャカルタ・アジア大会がきょう開幕する。既に競技が始まっているサッカーをはじめ、2年後の東京五輪・パラリンピックを見据えたチームづくりや選手育成が進んでいる。東京開催決定から5年。本番に向け動きはさらに加速しそうだ

 ▼競技を普及啓発する取り組みも活発化してきた。伊勢崎市の県立ふれあいスポーツプラザで今月、パラリンピック正式種目のゴールボールの体験会があった。試合を体験させてもらい、競技への関心ががぜん高まった

 ▼選手は目隠しを着けるため、視力の程度にかかわらず全員が同じ条件でプレーする。バスケットボールに似たボールの中には鈴が入っていて、音だけが頼りだ。自分の方に転がってきたボールは何とか取れたが、少しそれただけで手が泳いでしまった

 ▼ゴールを決めるために、実際の選手はできるだけ音が鳴らないように投げると聞き驚いた。駆け引きを知ると試合を見る目が変わり、観戦がより楽しくなる

 ▼2年後は世界中から選手や観戦者が来日する。群馬県は会場に近く、現地観戦やボランティアを考えている人もいるだろう。参加国の文化や歴史を知るのも一つの関わり方だ

 ▼純粋に競技を楽しむのもいいが、せっかくの自国開催。他文化への理解を深めたり、障害者の立場になって物事を考えたり、視野を広げる機会にしたい。

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