2018/08/29【三山春秋】夏休み明けというと思い出すのが、…
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 ▼夏休み明けというと思い出すのが、真っ黒に日焼けした友人の顔。郡部の小さな学校だったので、休みの間に会う機会は多かったはずなのだが、新学期で心機一転という雰囲気が新鮮に見せたのだろう

 ▼当時は学校のプールや部活動、外遊びで真っ黒になった。最近は事情が違うのかもしれない。とりわけ今年は猛暑続き。屋外の運動を控えるように注意を促され、午後のプールが暑さを理由に中止になるほどだった

 ▼県内の小学校175校、中学校93校で27日に新学期が始まった。28、29の両日からの地域もある。吾妻郡内の一部はすでに先週、2学期に入った

 ▼高崎市と太田市は来週3日が始業日で、子どもたちから「うらやましい」との声も聞こえてきそうだ。日焼けの有無はともかく、友人の顔をしっかり見てみよう。曇りがちだったら、気にかけてあげてほしい

 ▼「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい」。神奈川県の鎌倉市図書館がツイッターで発信したのは2015年8月下旬だった。無理はしなくていい

 ▼ノンフィクション作家、山際淳司さんの『スローカーブを、もう一球』で印象に残っている場面がある。選抜高校野球に出場した高崎高のエースが言ったという言葉だ。「ピンチになれば…逃げればいいんです」。居場所はきっとある。

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