植生に優しい木道 尾瀬保護財団が試験設置 片品
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
植生に優しい木道 尾瀬保護財団が試験設置 片品

 尾瀬保護財団(大沢正明理事長)は、片品村鳩待峠周辺に新工法の木道を試験設置した=写真。来春の雪解けまで経過観察し、尾瀬国立公園内でも特に植生の破壊が進んで土壌の露出が目立つ至仏山での活用を検討する。

 設置したのは幅50センチ、長さ60センチの木道を階段形に三つ並べた計1・8メートル分。網目状の金属でできているため、日光と雨が地表まで通り、植生を守ることができるのが特長。設置にくいを使わないことで土壌への影響も少ない。

 至仏山では雪の重みに耐えることも課題。木道の周囲に積雪量と雪による横ずれを観測する計器を置き、雪の影響も調べる。

 試験予算の8割をアウトドア関連企業で組織するCAJ(アウトドア環境保護基金)が負担した。財団の堀越正史事務局長(53)は「これを契機に広く民間と連携し、自然保全対策を推進したい」と話した。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
関連記事