尾瀬学校の参加最少 実施率5割切る 授業時間確保 影響か 昨年度
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 尾瀬国立公園の豊かな自然に触れてもらう「尾瀬学校」に参加した小中学生は2019年度が121校の8005人で、県が支援を始めた08年度以降で最少だったことが20日までに、県の環境白書で分かった。普及状況を表す「実施率」は5割を割り込んだ。授業時間の増加で日程を確保しづらくなったことや、天候の影響を受けやすいことなどが普及のハードルになっているとみられる。
 対象は県内の小学5年~中学3年で、県は現地ガイドやバスの借り上げ料を補助。ラムサール条約に登録された芳ケ平湿地群(中之条町、草津町)での学習にも18年度から同様の支援をしており、参加者数を尾瀬学校に含めている。
 県によると、13年度の1万1561人をピークに減少。19年度は前年度比で学校数が11校、参加者数は1174人それぞれ減った。参加者数を同じ年の中学1年の生徒総数で割った実施率は50%台だったが、19年度は46・5%にとどまった。
 19年度が移行期間に当たっていた新しい学習指導要領は、小学3~6年の授業時間を年35時間増やした。授業を確保するため、尾瀬学校の実施を見送る学校があったとみられる。

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