明和町の観光資源 良いところ発掘し発信
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 明和町には、春の桜並木路、夏の明和まつりと花火大会、秋の梨街道、冬のシクラメン通り、並びに、川俣事件の記念碑などのたくさんの見どころがあります(詳しくは、明和町役場ホームページをご覧下さい)。それにもかかわらず、明和町は群馬県内で観光客数が最も少ない町と言われています。

 そこで、明和町に愛着をもって繰り返し足を運んでもらえるようにするために、観光資源になり得る良いところの発掘を試み、たくさんのことが得られました。今回はその中から、二つのことを紹介します。

 一つ目は、明和町に伝わり17話で構成されている「めいわの昔ばなし」です。昔ばなしの伝承地では、紙芝居を用いた昔ばなしの読み聞かせを、町の見どころでは簡単な説明をするサイクリングコースを考案しました。

 このサイクリングコースを自転車でぶらりする「明和チャリぶら」を春夏秋冬の4回企画し、参加者を募集しました。すると毎回小学生からご年配のたくさんの方々に参加していただき、「楽しかったです」「明和町のすばらしさをあらためて感じました」などと好評を得ました。

 これらのサイクリングコースは、明和町の魅力を発信している『だから、明和町。まるごとハンドブック』(明和町役場発行)における「群馬県明和町散策ルートマップ」に掲載されています。このハンドブックは、明和町役場や川俣駅西口のメイちゃん家において無料で配布されています。マップに印刷されているQRコードを読み取るとユーチューブでめいわの昔ばなしの全話を動画で再生できるようになっています。


 自転車でサイクリングコースをぶらりとし、明和の見どころ、および、めいわの昔ばなしのおのおのの伝承地で動画を再生してご覧いただくと、明和町とめいわの昔ばなしの魅力が実感できると思います。

 二つ目は、国道122号の昭和橋下り車線の群馬県と埼玉県の県境に位置する利根川中央部の橋の歩道上からの、利根川の流れとすばらしい山々の眺めです。それは南西側から富士山、秩父連山、八ケ岳、妙義山、浅間山、榛名山、赤城山、日光連山、男体山、および、東側に筑波山の風光明媚(めいび)な眺めです。雲ひとつない山々のすばらしい眺めは、寒い冬の快晴の日でもなかなか見ることができません。また、反対側の上り線の利根川中央部の橋の歩道上からは、利根川の流れとすばらしい初日の出を拝むこともできます。

 明和町は小さな町ですが、東武伊勢崎線川俣駅があり、国道122号が通り、東北自動車道の館林インターチェンジからすぐ近くの位置にあります。一度いらして、明和町の魅力を実感していただければ幸いです。



未来の明和町を考える会会長 磯光夫 明和町新里

 【略歴】2015年の「未来の明和町を考える会」発足当初から会長。都内の建設コンサルタント会社勤務。栃木県出身。宇都宮大大学院修了(工学博士、技術士)。

2019/02/09掲載

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