武人ちゃんたい焼き 輪を広げて作る新名物
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 いま、私が描いたキャラクター「武人ちゃん」の形のたい焼きを作りたいと、上毛新聞社などが運営するクラウドファンディング(CF)「ハレブタイ」で資金を募っています。

 このプランは群馬県の2018年度「地域・まちなか活性化応援事業」で、優秀事業プランに選ばれました。

 群馬県の商政課が企画したもので、CFを活用し、地域・まちなかの商業活動の活性化、それに取り組む団体・人材の能力向上のきっかけ作りを目的としています。

 第1次審査は書類審査、第2次審査は公開プレゼンを行い、その場で審議して選考されます。選考された事業プランは県がCF事業者と連携してCF達成に向けた支援をしてくれます。

 2次審査に進めたのは8団体。皆さんとても熱い思いを持つ方々でした。個人的には磯部温泉(安中市)の孤軍奮闘、笑いと涙のエピソードたっぷりのプレゼンに胸を打たれました。私のプレゼンは着ぐるみを登場させたら、受けて全部持っていかれました。

 地域のために活動されている方はたくさんいます。県にはバックアップしてくれる制度があります。次回開催の際には、ぜひご応募ください。

 選考後の講評で、武人ちゃんのキャラを周囲にゆるく利用されてほしいという点、自分だけでなくまちを巻き込んで展開したいという点を評価していただきました。

 CFの目標金額は60万円としました。実は試作を何度かし、販売店に十分なセットをお渡しするにはギリギリの金額でとても悩みました。文章やお返し品について周りの人からよいアドバイスをいただきました。

 なぜたい焼きなのか? 私だけではできないからです。ハンドメイドのイラストやバッグは自分でもできます。たい焼きを作る金型は製造設備がいります。製造販売するには飲食業許可を持つお店が欠かせません。それぞれのノウハウが必要になるのです。

 協働するのはエールクリエイティブ(企画デザイン)、中島メリヤス機械(金型製作)、おもいで横丁なつかし屋(たい焼き作り・販売)、クルンモット(同)、まつぼっくる(同)の5社。まちづくりに実際に取り組んできた方々です。販売店は太田駅から大光院までの駅北口に位置しているので、面としてまち歩きを構成できます。

 武人ちゃんの元になった太田市出土の「挂甲の武人埴輪(はにわ)」は全国で唯一の国宝に指定されています。東国(古代の東日本)で最大級の天神山古墳もあります。

 太田市はスバルがあり、全国から人が集まるけれど、お土産が少ないのだそうです。武人ちゃんたい焼きが地元文化を元にした新たな名物になれればと思います。金型があればショコラなど展開ができます。夢が広がり、ワクワクします。



ITプログラマー 藤枝哲哉 太田市矢場新町

 【略歴】アニメーターなどを経てフリーのプログラマーになり、2013年にエールクリエイティブを設立した。県内のIT系のNPO法人でも活動中。太田東高卒。

2019/04/08掲載

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