プラットホーム型支援 双方向で高め合う価値
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 一般社団法人ジョブラボぐんまの理念は「ひとりの志をみんなの価値に。」です。誰かの思いをみんなの価値として示すため、起業・創業・ビジネス支援を行いながら、ビジネス支援のためのプラットフォーム構築を目指しています。

 さて、「支援」と聞くと、皆さんはどんなことを浮かべますか。知っている人が知らない人に教えること、できる人ができない人にアドバイスすること…。

 私たちは誰かが誰かを支えるだけでなく、誰かと誰かがお互いに支え合うことができないか? そんなことを考えています。人が人を支える仕組みは人に依存します。たくさんの人を支援すれば、一人あたりの時間は短くなります。一人一人にしっかり時間を使えば、対応できる相手の数が減ります。

 そこで、私たちは、プラットフォーム型の支援ができる仕組み作りを目指しました。きっかけは「相談が集まることで、解決できる課題が増えること」に気づいたからです。相談を抱えている方の多くは、見方を変えれば同時に強みを持っていました。

 つまり、強みを生かす活動やビジネスを行う中で、課題が現れているので、相談が集まれば集まるほど、いろいろな強みが集まるのでした。誰かの課題に誰かの強みを生かすことができるようアイデアを示し、具体策を提示し、整理して示すことができれば、あとは当事者同士で支え合えるようになります。

 最近、1週間に1回程のペースでちょっとした相談や悩みが集まるようになりました。同時に、たくさんの強みが私たちが構築するプラットフォームに集まってきました。プラットフォームの機能は今の段階で五つです。「メディア」「コーディネート」「ファイナンス」「エデュケーション」「リサーチ」です。

 将来的には、年齢、性別、職種、属性などを超え、オープンでフラットなつながりを作り、皆で支えあうことができる双方向型の仕組みへと育てていくことを目指します。

 地元の中小企業の求人や高校生の就職の課題に気づいて「シェアロコラボ」と言うプロジェクトを開始しました。地域の高校と大学の連携で学びをデザインできないかと期待をしています。また、桐生のお店を温泉地のカフェとつなぎ、取引が始まりました。

 「何の団体なんですか?」と聞かれることが多いですが、私たちはコトを起こしたい全ての方の志を元に、オールジャンルで活動し、それをみんなの価値に、つまりビジネスにまで拡張させていくための仕組みを作っています。

 何か絞ったことをやるために集っているのではなく、いつかの誰かや自分のために、プラットフォーム構築を目指して活動をしています。その元となる“つながり”を作りながら広げています。皆さんの相談、お待ちしています。



一般社団法人「ジョブラボぐんま」代表理事・FM桐生アナウンサー 宮坂あつこ みどり市笠懸町阿左美

 【略歴】ケーブルテレビリポーターを経て、2007年FM桐生入社。起業支援で地域活性化をしようと、17年にジョブラボぐんま設立。ダウン症児の母。東洋大卒。

2019/06/05掲載

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