スポーツの魅力 夢と感動で人をつなぐ
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 現在ラグビーワールドカップ日本大会が開催されています。日本代表は優勝候補のアイルランドを逆転で破り、さらに2015年大会で敗れたスコットランドに勝利。初のベスト8進出を果たした日本代表の躍進に、日本中がラグビーの話題で盛り上がっています。

 ラグビーを全く知らなかった人たちが「にわかファン」と称され、パブリックビューイング会場に足を運び、歓喜に沸き返る様子が報道されています。私もルールや戦術を詳しくは理解していない「にわかファン」の1人として、テレビ観戦を楽しんでいます。スクラムやタックルの迫力、パスのスピードだけでなく、試合が終われば勝った側も負けた側もない「ノーサイド」の精神に、ラグビーの魅力を感じます。

 ラグビーに多くの関心が集まる中、同じ時期に、バレーボールワールドカップも日本で開催されました。DJの先導で、ステッィクバルーンを一斉にたたく、バレーボールならではの応援でこちらも大いに盛り上がっています。

 相手から攻撃されたボールをレシーブ、トス、スパイクへとつなぎ攻め返す。バレーボールの魅力は両チームの切り返しの速いラリーだと思います。世界ランキング11位の男子日本代表は同5位の強豪ロシアに10年ぶりに勝ちました。来年の東京オリンピックでの活躍に期待がもてます。

 おおたスポーツアカデミーでも、ラグビー部やバレーボール部を開講しています。太田市に県内最初の子どものためのラグビースクールが発足し、現在は、おおたスポーツアカデミーラグビー部休泊支部として、「東毛ワイルドナイツラグビースクール」の名称で活動しています。

 ラグビーワールドカップ日本代表に6人が選出されているパナソニックワイルドナイツのラグビー場が練習場所です。子どもたちはトップアスリートと同じ練習場を元気よく駆け回り、ラグビーを楽しんでいます。

 バレーボール部の指導スタッフには、元日本代表がいます。トレーニングや技術指導を直接受けられます。受講生は真剣なまなざしで、熱心に練習に取り組んでいます。おおたスポーツアカデミーで育った子どもたちが将来、日本代表として活躍し、同じように応援してくれる人たちに夢や感動を届けてくれることを願っています。

 ラグビー、バレーボールのワールドカップが終われば、ついに東京オリンピック・パラリンピックです。スケートボードなど新競技も加わりオリンピックでは33競技、パラリンピックでは22競技が行われます。各国の文化や世界レベルのプレーを学び、日本文化を世界に発信できる絶好の機会です。さまざまな競技の魅力や世界各国の文化を発見しながら、スポーツ観戦を楽しみたいと思います。



おおたスポーツアカデミー校長 吉井均 太田市新道町

 【略歴】館林高等特別支援学校長や県高校野球連盟会長などを務め、2018年4月から現職。教諭時(保健体育)はバレーボール部を指導。早稲田大教育学部卒。

2019/10/30掲載

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