幸せな暮らし 心の豊かさ共有したい
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 最終稿となる今回は「幸せな暮らし」がテーマです。

 高齢化率日本一をきっかけに「幸齢者日本一の村」を目指す南牧村で「第24回全国小さくても輝く自治体フォーラム」が10月4、5の両日に開催されました。人口減少社会の中で課題に取り組む21都道府県から参加者が集いました。

 リレートーク(コーディネーター・牧山正男茨城大准教授)では、群馬県の地域おこし協力隊関係者から登壇者に選ばれ、事例発表させていただきました。その後、登壇者6人でそれぞれの経験や意見を交わし合いました。

 2日目の「移住・定住」の分科会では、私が提案した「定着」の視点を加えていただきました。50年、100年先の未来を見据え、そこで暮らす人にフォーカスを当てた政策や官民協同の組織づくりを進めることができれば、地域に好循環が生まれると話し合いました。

 フォーラムで提案した「定着」の視点を踏まえ、農山村への移住・定住・定着の当事者のアクションプランとして発案したのが「村ガールプロジェクト」です。

 村ガールプロジェクトでは、自然や農と食などの地域資源とつながりを生かして自分らしく幸せな暮らしをつくり、生き生き暮らす女性の輪を広げていきます。

 幸せとは、人と人とが心を通わせられた時に感じるものだと考えています。グリーンエリアならではの、心の豊かさを共有できる暮らし。その実現のためには、お互いの目線に立って理解し合う必要があります。

 これまでの地域おこしの事例から、お互いの幸せを考えることができるかどうかで、地域に生まれる結果に差が出ることがわかってきました。

 その幸せの橋渡しとして村ガールプロジェクトが、最初のステップの移住に関わるアクションを始めます。

 まずこの尾瀬エリア(片品村、沼田市、川場村)で、自然体験、農業体験を通じて都市部で暮らす20~30代の女性と農山村で暮らしている人とのつながりづくりと、移住・定住・定着のために必要なプログラムを構築中です。

 広く周知のため、12月上旬より「キャンプファイヤー」にてクラウドファンディングを開始予定です。

 オピニオン「視点」の掲載は今回で終わりますが、ここから新時代のぐんまモデルとなる地域おこしの物語を始めます。一緒に取り組んでくれる方はこちらまで。

 muragirl.gunma@gmail.com

 最後に、1年間、私の「視点」をお読みいただきまして、ありがとうございました。関係者各位へ厚く御礼申し上げます。



北毛茶屋経営 中村茉由 片品村菅沼

 【略歴】元片品村地域おこし協力隊員。北毛茶屋を経営しながら村地域おこし研究会を主宰。利根沼田夢大学事務局長。茨城県日立市出身。都留文科大卒。

2019/11/9掲載

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