中之条キャンペーン GoTo後見据え準備
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 6月5日~7月31日までの愛郷ぐんまプロジェクト「泊まって!応援キャンペーン」では、県内の温泉地にたくさんの県民の方にご宿泊いただき、危機的な状況だった温泉地は地元の皆さまのおかげで救われました。

 7月22日からGoToトラベルが始まりました。愛郷ぐんまプロジェクトほどの盛り上がりはないものの、9月のシルバーウイークは、全国的にも「大手を振って旅行をしていい初めての連休」といったイメージが浸透し、温泉地は非常に混雑しました。

 10月1日からはGoToトラベルに東京発着旅行が追加されました。商店などで使える旅行総額の15%分の「地域共通クーポン」もスタートし、秋の行楽シーズンに向けて本格的に観光が動きだしました。

 四万温泉の閑散期は2月です。2019年2月は約1万5000人が宿泊しています。繁忙期は8月で19年は3万人が宿泊しました。GoToトラベルは21年1月31日で終了するため、2月は反動でお客さまの入り込みが今まで以上に減少することが想定され、非常に心配です。

 そこで中之条町は独自の経済対策を模索し、関係者で協議を重ねました。協議の末にまとまった「新型コロナウイルス経済対策」が8月17日、町臨時議会で可決されました。新型コロナウイルスの影響で苦境にある観光業だけでなく、同様に苦しむ商業や農業に対する対策にも目を向けたものです。

 反動減が懸念される21年2月に町内の宿泊施設(登録制)に宿泊した県民に対し、1泊につき宿泊費4000円を割り引き、加えて町内の飲食店や商店などで使える商品券1000円、農産物引換券1000円相当を配ります。合わせると6000円分がお得となるキャンペーンを展開します。予算は2万人分、1億2000万円です。

 事業は町観光協会が運営し、詳細は今後決定していきます。現状では愛郷ぐんまキャンペーンの教訓を生かし、お客さまの好きな方法で町内の宿泊施設をご予約いただき、チェックインの際に県民であることを証明いただく形になる予定です。現地で宿泊料金を4000円引き、商品券や引換券をお渡しすることになる見通しです。

 愛郷ぐんまプロジェクトをご利用いただいた方も、その時はお越しいただけなかった方もこの機会にぜひ四万温泉をご利用ください。

 町には四万温泉だけでなく、美肌の湯の「沢渡温泉」や天空の秘境といわれ、日本で最も美しい村の一つ「六合温泉郷」など、とても素晴らしい温泉がいくつもあります。この事業を使って県民の皆さまに町のいいところを見つけていただきたいと思います。そして、地元の方が地元のいいものを誇りをもって紹介できる機会になればと期待しています。



四万温泉協会事務局長 宮﨑博行 中之条町四万

 【略歴】広報を担当し、女子旅やヘルスツーリズムの企画を手掛けた。四万温泉がロケ地の映画「まく子」の撮影に協力。2019年4月から事務局長。駿河台大卒。

2020/10/16掲載

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