人生はサバイバル 上を向いて前へ進もう
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 群馬のランボーことランボー土田です。最終回は、私のサバイバル人生で感じたことをお話ししたいと思います。

 よく人から「サバイバルで必要なことって何ですか」と問われます。皆さんは何だと思いますか?

 「道具」「技術」「経験」…。私は「気持ちをどこに置けるか」という精神力じゃないかと考えています。例えば、気持ちを底辺に置けばつらいし、苦痛でしかないものを楽しめるところに置くことができたら、他の人がつらいと感じることでも本人は楽しいと思えるはず。そんな人になれたら、すごいことですよね。

 私には子どもが3人いますが、彼らには不便を楽しめる人間に、つらいことを笑って話せる男になってほしいと望んでいます。そうなるためにも多くの人と知り合い、さまざまな経験を重ね、貪欲に知識を吸収してほしいのです。料理で例えたら、どれだけたくさんのスパイスをそろえられるかで、一つの食材から多種多様な料理が生まれ、味付けも複雑に、そして濃厚になるんじゃないかと思います。

 人生も一緒で、つらい経験をした人は他人の同じような経験に優しく接することができます。打たれ強くなって、いつしか気持ちの置き場所を自分で選べるようになるかもしれません。だからいっぱい知識や経験の引き出しを増やして人生を楽しんでほしいと望んでいます。

 新型コロナウイルス感染症の影響がいろんなところに出ています。思うようにならないこと、我慢しなければならないこと、先が見えずに不安に襲われている人もいるでしょう。こんな時、気持ちをどん底に置かないように、意識して上へ上へと持ち上げてほしいと切に願います。

 人は十人十色。いろいろな人がいる中で、本当の自分の色を出している人がこの世の中にどのくらいいるでしょう。他人のまねごとじゃなく、あなたは自分の旗を振っていますか?

 人と違う旗を振っていると、時として変わり者扱いされたりします。振り返ってみると、自分自身にもこうした経験が少なからずあります。けれど、いったん評価されると状況は一変して、ある日突然ヒーローになる―。何とも不思議な世の中です。

 「サバイバル」って、日本語に訳すと「生き残ること」。これは周囲の人を蹴落として、自分だけ生き残ることでしょうか。「いや、違う」。自分に負けない、強い精神力を持って自分自身と戦い、勝つことです。

 今の時代、大変なことやつらいことが多く、生きにくい時代かもしれません。それでも一歩ずつ前に進まなきゃならないのです。どうせ歩くなら、楽しんで歩きましょう。人生はサバイバル。上を向くか下を向くかは自分次第。「負・け・る・な!」



サバイバル タレント ランボー土田 館林市大手町

 【略歴】本名・土田貴弘。近代五種競技選手を目指し自衛隊に入隊。家業のクリーニング店を継ぐため除隊。「群馬のランボー」の愛称で知られる。利根商業高卒。

2020/10/22掲載

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