地元国体とカヌー 強化へ小学生向け講習
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 群馬国民スポーツ大会(国体)が2028年に開催されることが、1983年「あかぎ国体」から35年目にして内々定されました。これによって国体種目になっている各競技団体の活動が活発になります。国体には夏季、冬季の2大会あり、両季開催すると完全国体といいます。あかぎ国体は完全国体でしたので、10年後も完全国体を目指すことでしょう。

 日本スポーツ協会に加盟している団体は正準合わせて63団体ですが、国体で毎年開催される競技は34競技です(アーチェリー、重量挙げ、カヌー、空手、弓道、クレー射撃、剣道、ゴルフ、サッカー、山岳、自転車、柔道、水泳、相撲、セーリング、ソフトテニス、ソフトボール、体操、卓球、テニス、ハンドボール、馬術、バスケットボール、バドミントン、バレーボール、フェンシング、ホッケー、ボウリング、ボクシング、ボート、ライフル射撃、ラグビー、陸上、レスリング)。

 特別競技に高校野球、隔年競技にA軟式野球、銃剣道、Bトライアスロン、なぎなたがあります。グラウンドゴルフ、ゲートボール、パワーリフティング、綱引きの公開競技の他にデモンストレーションスポーツとして、開催地との調整で開催できる競技があります。

 群馬県も今後、各競技団体と開催地の市町村との調整が始まります。開催県として県、各団体に総合優勝(天皇・皇后杯)が目標として課せられることでしょう。

 カヌー協会も人ごとではありません。カヌー競技は少年男女、成年男女に分かれます。種目はスプリント、スラローム、ワイルドウオーターで得点種目が34種目あり、カヌーの得点は大きなものです。なかでも少年種目が重要になります。

 群馬県のカヌーの現状をみると、大学にカヌー部はありませんが、高校には5校あります。団体で得点を得るためには、種目の多い少年男女、つまり高校生の活躍が大きな力となります。

 ここで現在活躍をしている高校を紹介します。健大高崎(指導・清本弘子)、前橋東(同・松井裕之、長谷川美穂)、前橋南(同・永尾澄男)、館林商工(同・中山祐)、西邑楽(同・大沢光則)の先生と生徒です。前橋市駒形町の桃ノ木川、利根川の利根大堰、渡良瀬遊水地で練習をしています。全て自然の場所なので、天候次第で練習できなくなる環境で不十分ですが、毎日頑張っております。

 国体時、少年の活躍が大きな存在となりますので、県カヌー協会としては、これから小学生を対象としたカヌー講習会を県内で開催して、少しでも小学生にカヌーに興味を持ってもらい、その後もカヌーを続け、群馬の選手として、国体そして世界で活躍できる競技者として育ってくれたらと考えます。



県カヌー協会長 大塚慶甫 高崎市新町

 【略歴】大学でカヌーを始め、1969年フランス世界選手権に出場。県協会設立に携わり、県内高校の部活動で外部講師も務めた。宝勝寺住職。大正大卒。

2018/08/30掲載

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