ブランドポリシー言行一致で筋通す決意
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 「企業アイデンティティー」とはプライベートにおいても言動と行動に矛盾がないことだと思っています。

 私は、二十数年の海外生活を経て、2016年にみどり市で起業しました。世界各国から厳選した天然成分100%の素材だけで作ったせっけんや保湿クリーム、ローションなどの化粧品、植物の葉、根、実、樹、樹脂、果肉などに含まれる揮発性の芳香成分を抽出したアロマオイルなどの輸入販売会社です。

 この販売会社は、「次世代への影響を視野に入れ、環境保護=健康=美をモットーに、環境に悪いモノ、身体に悪いモノ、疑わしいモノをできるだけ避けた生活環境づくりの提案」をブランドポリシーにしています。また、「誰もが次世代を育てるという普遍的な責務を間違いなく背負っている以上、その選択が次世代にどう影響するかということを十分に考える必要がある」ということもうたっています。

 娘の肌トラブル改善のために始めた生活を、そのまま企業としてのブランドポリシーにしています。環境保護をうたうのも、天然成分100%の素材で作られた化粧品は環境にも優しく、環境保護が自身の健康につながり、健康が美につながるという考えからです。また、次世代が安心して暮らせる環境を残したいという思いもあります。

 「企業アイデンティティー」として、このようなポリシーを持って、天然成分100%の素材で作った化粧品類の販売をしているわけですが、プライベートにおいても、バリ島にある日本語補習校ダンスチームの総指揮として、いまだに深く関わっています。このダンスチームは「好きなことに向き合い真剣に打ち込んでもらいたい」という思いから結成しました。

 「好きなこと」「やりたいこと」「打ち込めること」がある子どもは強いと思います。ただ単に楽しいだけでなく、時には悔しい思いやつらい思いをすることもあるでしょう。でも、真剣に向き合っていれば、乗り越えることができる。そういう経験をすることで精神的にも大きく成長できると思うのです。

 これからの人生、最悪な状況に直面することがあるかもしれませんが、どんな状況になっても諦めず乗り越えることができるたくましい大人になってほしい―。この個人的な思いが、「次世代を育てる」というブランドポリシーの文言になったとも言えます。

 何が言いたいかといえば、企業としてのブランドポリシーと個人的な考えや活動を矛盾なく一致させ、筋を通すことを心がけ精進していく所存だということです。バランス良く整合性が取れたアイデンティティーは生きていく上で迷いをなくすと思うからです。



化粧品輸入販売会社「PRIORITAS」社長 岡柳 慶 みどり市笠懸町鹿

 【略歴】2000年にバリ島へ移住し、16年5月に化粧品輸入販売会社をみどり市で創業。東京都出身。桜美林高卒業後、米ニューヨーク市立大で環境問題を学ぶ。

2018/11/02掲載

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