知花くらら、処女歌集で赤裸々に「恋」詠う 『角川短歌賞』佳作の実績
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 2006年に「ミス・ユニバース」世界大会で準グランプリに選ばれたモデルでタレントの知花くららが、初の歌集『はじまりは、恋』(角川書店)を6月28日に発売することが決定した。『第63回角川短歌賞』で佳作を受賞するなど、歌人としても評価の高い知花が、赤裸々に『恋』を詠った。

【写真】結婚を発表した知花くらら&上山竜治2ショット

 国際貢献活動にも取り組む知花は、2013年ころから独学で短歌作りを開始。「社会問題」「家族」「故郷・沖縄」など、多彩な経験から生まれた歌を詠み続けてきた。2015年から16年まで『週刊朝日』の連載(月1回)で、宮中歌会始の儀や朝日歌壇の選者で近現代短歌の第一人者である永田和宏氏に歌の作り方を教わってきた。

 20代のころは「ミス・ユニバース」というイメージに自分をはめ込んでいたという知花は、「その頃、摂食障害になってしまい、世間のイメージと等身大の自分とのギャップを受け入れざるをえなくなり、自分らしさとは何かを考え始めました」と当時を回想。30代になり、「やれることが増えて自信もついてきた」な時期に短歌に出合った。

 「短歌を始めたばかりの頃から、『これを世に出して大丈夫なの?』と永田和宏先生などから言われるような歌を詠んでいて。自分から自然に出てくる表現が、湿度が高めなんです。『作者の声で濡れる文学』は短歌以外にはないと思っています」と魅力を明かし、「この歌集には、今まで出したことのないくらい、ナマで等身大の自分がいます」と作品をアピールした。

 カバーの写真は巨匠フォトグラファーの篠山紀信氏が撮影。6月下旬には都内書店でお渡し会イベントを開催する。

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