『白い巨塔』黒い欲望が渦巻く教授選の行方は?「岡田くんの悪いお顔もいいね」
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 テレビ朝日系で22日よりスタートした5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子『白い巨塔』。第一夜では、岡田准一演じる主人公の浪速大学医学部第一外科准教授・財前五郎が、教授のポストを狙って本格的に始動。ドヤ顔を見せたり、ほくそ笑んだり。SNSでは「岡田くんの悪いお顔もいいね」などと評判は上々だ。

【写真】“白い衣装”の沢尻エリカ

 財前は子どもの頃、事故で父親を亡くし、貧しい母子家庭に育った。たゆまぬ努力で外科医となり、“腹腔鏡のスペシャリスト”として医学界にその名を轟かせるまでになった。みずからの才能に絶対的な自信を持つようになる。

 そんな財前が、圧倒的な財力を誇る財前産婦人科医院・院長の財前又一(小林薫)に見込まれ、娘・杏子(夏帆)の婿養子に。かつて教授になれなかった又一は、いまや“教授の父”になるが悲願となっている。

 境遇のコンプレックスが財前の出世欲をかき立てる一因となっているのだろう。金という“実弾”を使って工作する義父からのプレッシャーもあり、教授の座を目指してなりふり構ってられないのだ。

 そんな財前の上昇志向を疎ましく思うようになっていた東貞蔵(寺尾聰)は、財前以外の人物を候補として推薦することを決意。東の真意を知った財前は師の後押しに頼ることなく教授選に臨む覚悟をする。そして、財前が東に執刀を依頼した手術で、東は致命的なミスをしてしまう。図っていたかのようにそのミスをフォローし、東の自尊心を粉々に砕いてしまった。

 それでますます東は財前ではない別の候補を立てようと、東都大学の船尾徹(椎名桔平)とともに、金沢国際大学の教授・菊川昇(筒井道隆)を教授選候補に擁立するため奔走する。退官後もみずからの影響力を残したい。東にも権力への執着があった。

 そして迎えた教授選の投票日。なんと突然、東が棄権。さらに得票数が過半数に満たず、改めて財前と菊川の決戦投票が行われることに…。どちらにつくと有利か計算する教授たちの思惑も入り乱れ、裏工作はますます激化。出世に目がくらんだ医局員たちの暴走により、財前は窮地に立たされてしまった。

 同期の第一内科准教授・里見脩二(松山ケンイチ)に助けを求めるも、教授の座に固執するあまり、どんどん良心を失っていく財前に複雑な思いを感じていた里見は拒否。しかし、里見の家で財前は起死回生の策を手に入れる。誰かに電話をかけながら財前が不敵な笑みを浮かべたところで、第二夜の放送が終了した。

 財前が唯一心を許し、なんでも話せる花森ケイ子(沢尻エリカ)とのシーンは、財前の表情が少し穏やかになってくれるので、観ている方も少しホッとできる。それにケイ子はなかなか含蓄のあることを言う。

 「教授になれなかったらどうする?」と弱気になる財前。彼のいないところで義父は「教授になれなかったら離婚だ!」と怒り心頭だったのだが、ケイ子は「人事なんて所詮、つまらないことで決まるものじゃないの? 残酷で滑稽な、ただの人間喜劇よ。動揺して頭抱えたところで形勢挽回には何の役にも立たない」と励ます。実は彼女、医師を志し、関西女子医大に入学するものの、医学界の封建制と矛盾だらけの人間関係に見切りをつけ中退した才女なのだ。

 SNS上でも「岡田様とエリカ様の雰囲気がとてつもなく好き」「えりか様がお綺麗で、岡田さんとのイチャイチャもヒャー!!って思いながら見てました!」と好意的な意見がみられた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事