東海大相模VS横浜が神奈川県予選に先駆けブラバンで熱戦 “美爆音”習志野と日大三高も参加
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 『ブラバン!甲子園ライブ』が16日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、東海大相模(神奈川)、横浜(神奈川)、日大三高、習志野の4校の吹奏楽部が参加。夏に先駆けて熱戦を繰り広げた。

【画像】『ブラバン!甲子園ライブ』の模様

 同コンサートは高校野球のブラバン応援曲を集めたCD『ブラバン!甲子園』に連動し、2017年に第1回を開催。昨年は大阪で開かれ、東京での開催は2年振りとなる。開演すると、いきなり4校の吹奏楽部部員が集結し、習志野高校・石津谷先生の指揮の元で夏の全国高等学校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」を合同演奏。そして司会の高校野球ブラバン応援研究家の梅津由紀子氏と高校野球大好き芸人のいけだてつやが登場し開会を宣言した。

 “第1試合”は神奈川県内の永遠のライバル対決、東海大相模VS横浜高校。ステージ下手の一塁側に陣取る東海大相模の校歌、エールから始まる。客席にはチアリーダー部員も登場し勇壮かつ華やかな演奏を見せた。対する3塁側・横浜高校の校歌、エール。こちらは部員全員で男子ということもあって無骨ながら重奏な音を奏でた。

 続けては両校の応援曲メドレー。アグレッシブかつ、きらびやかな応援と演奏の東海大相模に対し、横浜校は学ラン姿のリーダー部員が客席を、あおりながら圧倒し続ける。トーク・コーナーでは顧問、東海大相模・矢島先生に横浜・立石先生のふたりを迎えて神奈川県の永遠のライバル校対決を振り返る。

 相手校が演奏すると最もダメージを受ける楽曲という質問には、東海大相模・矢島先生は阪神タイガースも使っている「Our Boys will Shine Tonight」を、横浜・立石先生は「Tのマーチ」を上げ、各々で演奏。横浜の立石先生から、2人の娘がライバル校の東海大相模の吹奏楽部にかつて入部しており、しかも部長まで努めていた衝撃の事実を告白。これには場内も大爆笑だった。

 続いては、両校に共通した応援曲「鉄腕アトム」。ここで同曲を作曲した高井達雄氏がゲストで登場。両校のアトムの聞き比べ演奏も行われ高井氏は東海大相模を『エレガント!』、横浜を『元気がいい!』と評した。最後は両校が再び応援曲をメドレーで演奏し対決の結果は引き分けとなり第1試合が終了した。

 休憩をはさんで“第2試合”が行われた。対戦カードは日大三高VS習志野。両校の吹奏楽部の対峙は11年の夏の甲子園以来、8年ぶり。先行は下手・一塁側の日大三高、後攻は上手・三塁側に陣取った習志野。両校の校歌、エールに応援曲メドレーの演奏が終わると各校のオリジナル応援曲対決。日大三高は「Come on!」、習志野は「レッツゴー習志野」を披露。どちらも高校野球ファンにはなじみ深い名曲となっている。

 続いては梅津氏から、高校野球あるあるトーク・コーナー。東京都の決勝会場である神宮球場は打楽器の演奏が禁止されていることを話した。日大三高の打楽器をフィーチャーした人気オリジナル応援曲「三校ドラム」も神宮では打楽器の演奏が無いそう。せっかくの機会なのでと神宮と甲子園での2つのバージョンを聞き比べが行われた。

 一方、習志野は今春のセンバツ大会でも話題になった「Beautiful Smile」。高須クリニックのCMソングというユニークな選曲で、演奏されるや会場からも歓声が上がった。

 ダイナミックで艶やかな演奏を流麗にきかせる日大三高、総勢200人の部員が奏でるすさまじいまでの美爆音の習志野。両校の対決は第1試合に続いて引き分けとなった。

 エンディングは4校の部員がステージに結集。総勢500人超のメンバーで演奏するのは高校野球応援曲のNo.1人気「アフリカン・シンフォニー」。東海大相模・矢島先生の降るタクトに部員が鳴らす音はこれ以上にもないほどの迫力で3600人の観客を圧倒。続いては横浜・立石先生の指揮でDA PUMPの「U.S.A.」。各校の男子部員選抜メンバーがステージ最前列に並びDA PUMPの「いいね」ダンスを披露され、甲子園のアルプス・スタンドがそのままNHKホールに引っ越してきたかのような興奮に包まれていた。

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